今日お話ししたいことは「「どのステージにいるかは関係ない…大切な人が「がん」と診断されたら真っ先に始めるべき”ある治療”の記事をもとに、緩和ケアついて考えてみましょう」です。
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どのステージにいるかは関係ない…大切な人が「がん」と診断されたら真っ先に始めるべき”ある治療”
あなたはがんの緩和ケアについてご存知でしょうか?
どのように考えておりましたか?
もうどうにもがんの完治(寛解)が見られないお立場の患者さんの最終地と思っていないでしょうか?
私が思っていたのは、診断いただいた後すぐに、標準治療と並行して行っていくものが、緩和ケアと思っておりました。
そのため、がんのステージに関係なく体・心の痛みを緩和するために、さまざまなエキスパートが真摯に「痛み」を緩めてくれます。(まさかアロマケアなども入っていたり)
身体的な苦痛が分かりやすいです。
ただ、心の苦痛は目に見えません。
本人も自覚しないことがあります。
そこを緩和ケアという方法でアプローチします。
治療が進み、考えや人生観まで変えてくれることもあります。
海外の研究で驚くべき研究結果が出ております。
それは何かというと、緩和ケアを早期に実施した方が患者さんの予後改善、生活の質の向上がもたらされたという結果です。
緩和ケアにより進行がん患者の医療利用が減少
日本ではまだまだ緩和ケアの考え方が浸透されていないかもしれません。
私自身、知り合いの方に家族がステージ4を患っていると打ち明けてくださった方がいました。その指標として緩和ケアのお話をされておりました。
考え方が「やはりこの先がない」ということでしたが、お話を続けているとそれでも明るく翌日には「ネイルサロン行ってくるね~♪」とハツラツにご活動されておりました。
緩和ケアでお話しているときはとても辛そうでしたが、翌日はハツラツしているご様子でしたので、緩和ケアの大切さを感じました。
また緩和ケアは患者さんのみならず、そのご家族も支えてくださるとのことです。
患者様がご自分のことを責めていらっしゃる。
そのお姿を家族は見ています。
私が10歳のころ父を癌で亡くしました。
当時私はまだ幼かったので、がんというものを知りませんでした。
私は無邪気にも父が亡くなることを全く想像しておりませんでした。
もちろんどんどん体力がなくなるさまは見ておりましたが、亡くなることを全く想定しておりませんでした。
そのため亡くなった後、喪失感がきっとひどかったのでしょう。
ほとんど当時の記憶がありません。
きっとこのような経験をされているご家族いらっしゃると思います。
今は緩和ケアが保険適応内です。
ぜひ患者様のみならず、そのご家族も今思っている気持ちを率直に伝えていただければと思います。
それによってあなた自身の人生の使命や向き合い方、見出せるかもしれません。
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☆彡まとめ☆彡
緩和ケアを早期に開始するとメリットが多い。患者さんのみならずご家族もぜひ受けてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。今日も笑顔でありがとう。最高の一日だった。と寝る前に思えるよう思いっきり楽しみましょう。
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