今日お話ししたいことは「食事療法はほどほどで大丈夫。」です。
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こちらの記事からも、私からも伝えたいことはたった一つです。
それは「化学療法があってからこそ、食事療法が成り立つ」ということです。
化学療法というのは、オリンピック選手のようなものです。
ものすごく厳密な治験を行なって、データがはっきりしていて有効性がしっかり示されていて、というものが発売され、標準治療になります。
食事療法は何一つそういった、データや治験で発表されたものがありません。
ぜひ考えてみてください。
ある人は野菜ばっかり食べていて、ある人は一切野菜を摂らないで、それを数十年もおって、治験するのは難しいと思います。
第一に、化学療法をしていると、場合によっては副作用の吐き気や嘔吐から食べ物を受け付けられなくことがあります。そんな中で大して好きでもない「生野菜ジュースをひたすら飲まなきゃいけない」と考えるだけで辛すぎませんか?
気持ち悪くて辛い時ぐらい自分が好きなもの食べたくないですか?
今まで私も含めて散々体に悪いもの食べていましたが、我々の臓器の力は凄くてそれを無毒化してくれていました。
一日も早く寛解したい気持ちは分かります。
しかし体に食事のブレーキをかけることで体に大きなストレスになってしまうことを危惧しております。
そう、食べられるもの、好きなもの、食べて良いのです。
あなたが頑張っていること、私は分かっています。
だから食事療法や色んな方法探しては試していらっしゃる。
出来ることは何でもやる。
実施することは止めません。
これなら治る!と思ったら結構効くというプラセボ効果もありえます。
ただせっかくの大切な命。
1日でも多く笑顔で楽しい食事をしていただけると嬉しいです。
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☆彡まとめ☆彡
食事療法はほどほどで大丈夫という許可を。ストレスになったら元も子もない
最後までお読みいただきありがとうございました。今日も笑顔でありがとう。最高の一日だった。と寝る前に思えるよう思いっきり楽しみましょう。
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