簿記3級独学応援っ!⑤手形・電子記録債権【基礎18回+じっくり復習6回】『手形と電子記録債権債務の仕訳がメッチャわかる!』

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こんにちはプログレです。

本日は、「簿記3級独学応援っ!⑤手形・電子記録債権(基礎18回+じっくり復習6回)」をまとめました。

簿記3級独学の第五回目です。
良かったら皆様の一緒に簿記勉強しませんか?

筆者は製薬業界12年以上勤務をしており、今は管理職に就いています。
小さな会社なので、守備範囲も広く、毎日新しいことにチャレンジしてながら、フルタイムで働き2歳と4歳の子育てをしています。

勉強した動画

手形とは?

手形には、「約束手形」と「為替手形」
額面金額がもらえるのは、振出日から4〜5カ月後(120〜150日)

✅ 小切手との違い
・振出日からもらえるまで期間が長い
・収入印紙を貼る

約束手形

2社間の取引
A ⇄ B

約束手形の見た目

画像元:https://studyboki3.com/020_torihikitosiwake/030_tegata/010_yakusokutegata/1/1/


①B社▶︎A社 : 商品を売る
②A社▶︎B社 : 約束手形を渡す
③B社▶︎銀行 : 約束手形を持参し取立て依頼する
④B社 : 約束手形の期日に手形決済がされた

為替手形

3社間の取引(簿記3級では出題されません)
A ⇆ B

C

画像元:https://www.freee.co.jp/kb/kb-accounting/bill-of-exchange/

問1. 1/1、A社は50万円の商品をB社から購入し、代金については手形を振り出した
(手形の期限は4/30)

問2. 1/3、B社は銀行へ手形を持参し取立依頼をした

問3. 4/30、手形の期日になり手形が当座預金で決済された

差出人側(購入者A社)
回答(問1)

(借)仕入 500,000 (貸)支払手形 500,000

※支払手形は「負債」:将来支払ため、買掛金と同じ

回答(問2)
仕分なし

回答(問3)

(借)支払手形 500,000 (貸)当座預金 500,000

名宛人側(販売者B社)
回答(問1)

(借)受取手形 500,000 (貸)売上 500,000

※受取手形は「資産」:将来受取ため、売掛金と同じ

回答(問2)
仕分なし

回答(問3)

(借)当座預金 500,000 (貸)受取 500,000

 

電子記録債権

問1. 1/1、A社は50万の商品をB社から購入し、代金については掛けとした
問2. 1/31、A社はB社に対する買掛金について、電子債権記録期間に債務発券の記録を行った
問3. 5/31、上記電子記録債務の支払いが当座預金から行われた

債務者側(A社)
回答(問1)

(借)仕入 500,000 (貸)買掛金 500,000

回答(問2)

(借)買掛金 500,000 (貸)電子記録債務 500,000

回答(問3)

(借)電子記録債務 500,000 (貸)当座預金 500,000

債権者側(B社)
回答(問1)

(借)売掛金 500,000 (貸)売上 500,000

回答(問2)

(借)電子記録債権 500,000 (貸)売掛金 500,000

回答(問3)

(借)当座預金 500,000 (貸)電子記録債権 500,000

リアルな手形取引

例)
1/1 売買掛 : 「売掛金」発生
1/31 手形振出: 「買掛金」▶︎「支払手形」
※この支払手形で電子化される

5/31 手形決済: 「支払手形」が当座預金に振り込まれ、支払手形がなくなる

電子記録債権ができた背景

手形は面倒だった
✅ 振出側
理由① 手形に金額や会社名等の記入
理由② 収入印紙の貼付

✅ 受けとる側
理由① 領収書を作成&郵送(収入印紙を貼付)
理由② 手形を銀行に持参&書類記入

電子記録債権・債務を利用すると…
・登録手続き
・FAX送信
のみでOK

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