「どうしたら健康維持できるか」、「免疫力を向上できるか」考えたことはありませんか?
そのために大切なものは食物繊維と発酵食品です。
発酵食品については過去記事にあるのでリンク貼っておきます。
https://progreblog.com/fermented-food
こちらの記事ではもう一つのキーワードである、食物繊維についてお伝えします。
食物繊維の効果
食物繊維を摂取することで、得られる効果は、
1. 心臓病、脳卒中、糖尿病のなどの感染しない類の病気の改善
2. 便秘
3. 高脂血症
4. 憩室症
5. 静脈瘤
6. 胆石
7. 虫歯の改善
参照文献:https://www.jstage.jst.go.jp/article/fiber1944/46/10/46_10_P453/_article
他の文献からもがんや肥満に改善が見られたとありました。
なんだか、現代病に何にでも効き目があるようにみえますね。
免疫力の向上
便秘の改善すると、免疫力が向上します。どのようなメカニズムでしょう。
簡単に言うと、便秘が改善すると腸内環境のバランスが良くなるからです。
免疫細胞は体中にあります。そのうち腸は全身の免疫細胞の約7割を占めると言われています。
つまり腸内環境改善 = 免疫機能UPに大きく貢献しているのです。
免疫機能が向上すると、風邪、花粉症また感染症を予防出来ます。最強ワクチンと言えますね。
善玉菌、悪玉菌とは
腸内菌の分類で、
善玉菌:体に良いもの
悪玉菌:体に悪いもの
となっています。
善玉菌、日和見菌、悪玉菌は2:7:1が理想的な腸内フローラのバランスだと言われています。
ちなみに「日和見菌」は空気を読む細菌で優勢になっている菌に寡勢する特徴を持っています。
なので、腸内が理想的なバランスを保っている場合、善玉菌>悪玉菌となるので、日和見菌は善玉菌を味方します。
そうなると善玉菌が圧倒的に優勢にります。
参照サイト:https://taisho-kenko.com/column/detail/29
食物繊維とは
人の消化酵素によって、消化されにくい食べ物に含まれている、難消化性成分の総称です。
その多くは植物性、藻類性、菌類性食物の細胞壁を構成する成分でありますが、植物の貯蔵炭水化物の中には、グリコマンナンやイヌリンのように栄養学的には食物繊維として振る舞うものも少なくありません。(Wikipediaより)
何言ってるかわからないわ
少し噛み砕いて説明します。
食物繊維には2種類あります。
不溶性食物繊維
水に溶けない系です。成熟した野菜などに含まれます。
主に含まれている食物:穀類、野菜、糖類、きのこ類、果実、海藻、エビカニの殻
水溶性食物繊維
水に溶ける系です。
主に含まれている食物:昆布、わかめ、こんにゃく、果物、里芋、大麦オーツ麦など
こちらの食べ物の特徴は、粘着性があるので、食べ過ぎを防いだりお腹を空きにくくします。
糖質の吸収を緩やかにして、食後の血糖値の急激な上昇を抑えます。
つまり、ダイエットに効果があります。
大腸内で発酵分解されると、ビフィズス菌などが増えて、腸内環境が良くなり整腸効果があります。
コレステロールにくっついて体の外に排泄します。
食品素材としてよく使用される水溶性食物繊維は難消化性デキストリン(よくトクホで使われています)、ポリデキストロース、大麦ベータグルカン。
発酵食品と合わせて考えると、「納豆」「キムチ」あたりが最強食品と言われていることは納得がいきますね。
またきのこや野菜、こんにゃくわかめも積極的に取り入れたい食品ですね。
あとがき
筆者としては、白米を食べる代わりに発芽玄米を取り入れています。
確かにそこからか、便秘について悩んだことはありませんでした。
なんとなくイメージで発芽玄米が良いと感じていたのですが、このようないろんな研究がなされた上で、立証されていることでした。
今後も引き続き、発芽玄米を取り入れたいと思っています。
ちなみに発芽玄米にして1回のご飯の量が大体100gになっています。なぜわかるかと言うと、100gで小分けして冷凍保存しているからです。
あまり多くを食べなくても、すごく満たされます。個人的な感想ですが、白米と比べて噛み応えがあります。また、私にとっては玄米と違って、とても食べやすく、白米と比較するとより美味しいと感じてます。
過去記事にホットクックを使った発芽玄米の作り方が載っているのでよかったら参考にしてみてください。
https://progreblog.com/cooking-hotcook
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